こんにちは。着物と旅行大好き冬みかんです。
以前エアアジアでタイ旅行に行きました。
この時の旅行はLccの飛行機を利用したひとり旅ということもあり、できるだけ安く行こうと考えました。
Lccは基本、空港のカウンターで預ける受託預け荷物の料金も有料です。
機内持ち込み荷物だけならこの料金はかからず、その分浮いたお金で美味しいものを食べたり遊んだりできます。
今回は女性の私が機内持ち込み荷物だけで海外旅行ができるのかを検証してみました。
結論はというと・・・余裕で旅行できます。
しかもロストバケージの心配もなくなり、搭乗手続きのチェックインもスムーズでいいことづくしでした。
この記事では実際に私が旅行に持って行ったバックパックと荷物を公開します。
では、どうぞ。
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機内持ち込みに最適なバッグ
まず最初に言っておきますがLccを利用して機内持ち込み荷物のみで旅行する場合、スーツケースではなくバックパックにしましょう。
なぜならスーツケースは単純に重いからです。
こちらの商品は重量が2.7kgです。
機内持ち込みできる荷物には重量制限があります。
それなのに持ち込むスーツケースが重ければ、中に入れられる荷物が制限されてしまいます。
というわけで私も機内持ち込みに人気のバックパックを検索してみました。
するとノースフェイスのリュックやグレゴリーなどのメーカーが出てきました。
確かに旅行用と考えれば良いのかもしれないけどいかにも登山用というイメージでいまいち可愛くない。
どうせ買うなら旅行専用のバッグではなくて普段も使えるのが欲しいなぁと思い色々探してみると・・・
自分好みのバックパックを見つけました。
それはカリマー(karrimor)というメーカーのバックパックでした。
カリマーSPシリーズのSABRE(セイバー)
もともとカリマーもアウトドアブランドで登山用のバックパックを販売していますが、私が可愛いと思ったのはカリマーのSPシリーズです。
SPとはスペシャルフォースの略でイギリスの軍隊や警察の特殊部隊のために特別に開発されたモデルで、過酷な場面での使用を考えて作られているとのこと。
また「耐久性や収納力に優れ、実用性を重視した機能やデザインが魅力的」(カリマーホームページより引用)と言っているだけあり、デザインもさることながら作りがとてもしっかりしていて長く使えそうなところが気に入りました。
色は黒、オリーブ、コヨーテ(茶色)、迷彩柄がありましたが迷った挙句オリーブを買いました。
カリマー セイバーの詳細
注文したセイバーが到着し、袋から開けた状態はこんな感じです。
フタになる部分の裏側は防水仕様になっていました。さらに口が付いているので多少の雨なら心配なさそうです。
背中に当たる部分もメッシュになっていて通気性が良いです。
アジャスターにカリマーのマークが。こういうちょっとした部分に気を使っているかが重要なんですよねー。
とにかく思っていた通り、オシャレで旅行の時だけでなく普段使いにも良さそうです。
バックパックの中身
そしてこれは今回の3泊4日のタイ旅行で実際に持って行った荷物です。
(宿泊先のバンコクのホテルで撮影)
まず服についてですが、タイは12月でも最高気温が30度近くまで上がる国です。
ですのでトップスはTシャツを多めに持っていきました。
ボトムスはというと・・・
ショートパンツ、シフォン素材のロングスカート、デニムを持っていきました。
このロングスカートは大活躍しまして、タイでは寺院で肌を見せることができないのと日焼け防止にもなり、しかも風通しが良くて涼しかったです。
このほかに、私が泊まったホテルではパジャマが付いていなかったのでホテルで着るホームウエア上下を持っていきました。
ホテルに備え付けのパジャマがある場合はこれは省略できますね。
ちなみにこれらの洋服は、無印良品のたためる仕分けケースに収納していきました。
無印良品 パラグライダークロスたためる仕分けケース・M (新)黒・約26×40×10cm 02868925
無印良品の仕分けケースはパラグライダー素材でできているため、とにかくめちゃくちゃ軽くて優秀です。
Mサイズ:26×40×10センチ
Sサイズ:20×26センチ×10センチ
今回持って行った服はすべてこの収納ケースに収まりました。
ちなみにたたむとこれだけ小さくなります。
値段もリーズナブルなのでめちゃくちゃおススメです。
このほかに洗面用具が入ったポーチと化粧品が入ったポーチ。
これらをバックパックに詰めるとそこそこいっぱいになります。
ここにサイドポケットにデジタルスケールや充電器などを隙間に詰め込んでいきました。
これだけ持っていって総重量は?
実際にこれだけのものを入れるとこんな状態になります。
出発時にバックパックの重さを測ったところ、約6.2kgでした。
これにサブバッグを持っていくため、重量的には7kgぎりぎりになります。
ちなみに、サブバッグは斜め掛けショルダーを持っていきました。
中身はというと、財布、ガイドブック、パスポートくらいです。
身につけている物は持ち込み荷物の総重量にはカウントされない
自分の身につけている荷物は持ち込み荷物の総重量にカウントされることはありません。
私は写真を撮るのが趣味なので、今回の旅行でもカメラを持っていきました。
ミラーレス一眼で撮影するため、軽量とはいえカメラとレンズを含めると700gくらいにはなります。
これを飛行に乗るときには斜め掛けにして身に着けていました。
また、交換レンズも持っていきたかったため、上着にナイロンジャケットを着てポケットに入れていきました。
これで約1kgの荷物を軽減することができました。
さらに機内の中は寒いことが多いのでタイに行くときも上着は必須です。
その際にはポケットがたくさんあるものを選ぶとよいと思います。
機内手荷物だけで旅行することの利点について
Lccで旅行するときの受託預け荷物は基本有料です。(一部無料の航空会社もあります)
エアアジアについては日本⇔タイ間で片道4600円の預け荷物の料金がかかりました。
往復で9200円もの料金がかかってしまうことになります。
私が初めてエアアジアでバンコクに旅行した時の運賃は片道1万円を切っていました。
せっかく安い運賃で旅行できても、受託預け荷物でこれだけかかってしまうと割安感が薄れますよね。
なのでできるだけ安く旅行に行きたいと思うのであれば、機内持ち込み荷物だけの選択は十分にアリだと思います。
そして声を大にして言いたいのですが今回受託預け荷物を無くしたことによりかなり快適な旅になりました。
具体的には、
1.空港カウンターでのチェックインで行列に並ばずに済んだ
2.ロストバゲージの心配がない
3.飛行機が到着したらすぐに行動できる
ということです。ひとつずつ解説したいと思います。
空港のチェックインで並ばずに済む
私が今回タイのバンコクに出かけたタイムスケジュールですが、
名古屋(NGO)16:30-ドンムアン空港(DMK)21:10
というフライトでした。
空港に到着するとエアアジアのチェックインカウンターには数十人の人が並んでいたのですが、通常のカウンターとは別に機内手荷物のみのカウンターがありました。
そこに並んでいる人は数人程度。
私ももちろん機内手荷物のみの旅行なのでその列に並び数分でチェックインを済ませることができました。
飛行に乗る前のこの行列って結構ストレスなのですが、ここからストレスフリーを体感できます。
バックパックの旅、最高です。
ロストバゲージの心配がない
ロストバゲージもストレスの要因になります。
私は今まで旅行時に受託預け荷物が無くなったことはないのですが、周りの話を聞くとけっこうあるそうです。
荷物が紛失すると手続きが必要で、これから旅行を始めるというときに相当疲れてしまいます。
ただでさえ何時間も飛行に乗りようやく目的地に到着したというのに、ベルトコンベアーから自分が出てくるかを祈るように待つ時間・・・精神的に疲れませんか?
しかも受託預け荷物って私たちが思っている以上に雑に扱われています。
スーツケースを投げられたりしているかと思うとこれもまたストレスです。
そういう心配が機内手荷物なら一切ありません。
だって自分の荷物を自分で管理しているのですから。
飛行機が空港に到着したらすぐに行動できる
これも先ほどと重複しますが、飛行機から降りて受託預け荷物がベルトコンベアーから出てくるのを待つ時間ってけっこう長いんですよね。
でも預け荷物がなければ機内から降りてそのまま出口に向かうことができます。
その時間が省略できるだけでも疲労感が全く異なりますよ。
とにかく機内手荷物だけで旅行することは快適さしかないと思います。
機内持ち込み荷物だけで旅行する際の注意点
Lccのエアアジアは機内持ち込み荷物のルールが特に厳しいです。
メインのバックとサブバッグを合わせて7kg以内に収めなければいけません。
メインバッグをバックパックにすればスーツケースと比べると軽量ですが、それでも約1kgはあります。
なので、実際に持っていける荷物は約6kg。
女性は服だけでなく化粧品なども荷物に入れなくてはいけないのではっきり言ってそこまで荷物に余裕はありません。
かなりコンパクトにまとめないと厳しいです。
「私は服をたくさん持っていかないとダメ」とか、
「お土産をたくさん買いたいから余裕があるバッグを持っていきたい」
という方は最初から受託預け荷物を予約した方が安心して旅行に行けると思います。
とはいえ今回の旅行では行きも帰りもカウンターで荷物の重さを測られることはありませんでした。
基本、バックパックで旅行している人には声をかけることはあまりないようです。
その代わり機内持ち込み可能サイズのスーツケースを持ち込もうとしたら荷物の重さを測られた、という声を聞きました。
しかしそれで安心して7kg以上持ち込むと抜き打ちで荷物を測られる可能性もあり高額な超過料金を取られるため、7kg以内に収めていくのが必須だと思います。
まとめ
いかがでしたか。
女性でもこれくらいの荷物で十分旅行できてしまいます。
Lccで格安旅行ができるようになったおかげで気軽に海外旅行に出かけることができました。
皆さんもLccを利用して気軽で楽しい旅行をしてみてはいかがでしょうか。