こんにちは、着物と旅行大好き冬みかんです。
先日、ドイツに旅行に行ってきました。
ドイツでは手持ちの現金(ユーロ)を必要最小限にし、ほとんどの場所でクレジットカード決済をしました。
その必要最低限の現金はどこで両替したかといいますと、ドイツのフランクフルト空港にあるATMでキャッシングしました。
そして日本に帰ってきてカードとキャッシングの手数料を計算してみると、カード払いで決済するよりもキャッシングしたほうがだんぜん手数料が安いということが分かりました。
このことをもっと早く知っていたらもう少しキャッシングしたのにと今さらながら後悔しました。
先にネタバレすると帰国してからすぐに繰り上げ返済をすることが手数料を下げるコツです。
その仕組みを今回記事にしましたので、これから海外に行く予定のある方の参考になれば幸いです。
それでは、どうぞ。
スポンサードサーチ
■クリックでとばせる目次
外貨両替は手数料が高い
よく外貨両替は金券ショップでしたほうが銀行よりも手数料が安いとか、銀行でもあまり変わらないとかいいますが、私が思うに5、6泊の旅行でちょっとした買い物程度のお金を使うくらいならどこで外貨両替してもそこまで変わらないと思います。
ただし、日本の空港にある外貨両替ショップはレートが良くないなと感じます。
それよりは銀行や金券ショップのほうが少しだけレートが良いという程度だと思います。
なぜ手数料が高いのかというと外貨の種類によって変わりますが、ドルだと1ドルあたり約3円、ユーロなら1ユーロあたり約6円もの手数料が上乗せされているからです。
要は外貨を両替すればするほど手数料を取られている仕組みなのです。
クレジットカード決済の手数料は?
前回こちらの記事でも書きましたが、
カードの種類によって多少手数料の違いはありますがクレジットカードで現地通貨決済をすると1.6~2.0%の手数料がかかります。
今回私が旅行したのはドイツです。
ちょうど旅行した時のユーロの為替レートは1ユーロ127円台でしたので、手数料として1ユーロあたり約2円の手数料がかかっていたことになります。
実際にクレジットカードの明細を見てみると・・・
やはり1ユーロ129円台で計算されていました。
外貨両替して現金で払うよりお得だということが分かります。
でもこれでも手数料が高い気がするのは私だけではないはずだと思います。
外貨の買い物をするたびに手数料が取られるなんて、なんだかもったいないですよね。
海外でキャッシングして分かったこと
さて、ここからが本題です。
最初に書きましたがまったく現金を持たないのは不安だったため、フランクフルト空港に到着してすぐにATMでキャッシングをしました。
前回ヨーロッパに旅行した時のユーロが30ユーロくらい残っていたので、ATMでは150ユーロをキャッシングしました。
キャッシングしたATMですが、特に自分のカードが使えるものを探したわけではありません。
目についたATMでキャッシングできましたが、一応VISA、MASTER、JCBでそれぞれ使えるマークがATMに付いているものがキャッシングできるようです。
しかし、VISAやMASTER、JCBカードを使ってキャッシングするなら、ほとんどのATMで対応しているはずなのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
そして実は今回の旅行の前、タイに一人旅をしていました。
タイは物価が圧倒的に安かったので150ユーロをキャッシングした時、これでもたくさん現金を引き出したつもりでいました。
結果、正直全く足りませんでした笑
なので、旅行中はできるだけ現金を使わないようにしてスーパーでもカードで支払いをしていました。
そして、4泊6日の旅を終え日本に帰りました。
帰宅してまずしたことといえば、キャッシングの明細確認です。
こちらの明細によると、キャッシングした時のレートは1ユーロ=127.52円となっています。
そして手数料が528円です。
この手数料の中にはATM使用料と利息が含まれています。
ATM手数料は1回キャッシングするたびにかかる料金なので必ず取られる手数料です。(楽天カードは216円)
このまま返済日まで放置しておくとこの金額(19,656円)が引き落とされるため、1ユーロあたり約131円の計算となります。
これならカード決済のほうが手数料が安いですよね。
しかしキャッシングはATM手数料以外の利息分をかからないようにする方法があります。
繰り上げ返済をおこなえば利子がかからない
当たり前のことですがキャッシングとはお金を借りている状態です。
もちろん借りている以上、利息がつきます。
言い換えれば借りているお金を早く返すことで利息を少なく(減らす)することができるのです。
先ほどの手数料の中に利息が含まれていると言いましたが、次回引き落とし日までの利息が計算されています。
この利息を繰り上げ返済することにより、無くしてしまうことが可能です。
ちなみに私が今回キャッシングに使用したカードは楽天プレミアムカードです。
海外旅行をするなら楽天プレミアムカードをおすすめします。詳しくはこちらをどうぞ
楽天プレミアムカード(もしくは楽天カード)は繰り上げ返済の場合、カード裏面にある電話番号に電話をかけ、繰り上げ返済の旨を伝え返済額を聞かなければいけません。
しょうじき、この「電話をかける」のがちょっと手間だなと感じます。
しかし楽天プレミアムカードは専用の電話番号のため、通常の楽天カードに比べて電話がつながりやすいです。
楽天カードは年会費無料のカードのため、会員も多くなかなか電話がつながりにくいと聞きます。
そういった意味でも楽天プレミアムカードは使えるカードだということがわかります。
今回私は帰国した当日に楽天に電話をかけ、繰り上げ返済を申し出ました。
すると担当の方が今日の午後2時までに振り込みが可能かを聞いてきました。
1日ごとに利息が増えるためこのように聞いてくるのだと思います。
私はネットバンキングで振り込む予定だったので当日中に振り込むことを伝え金額を聞きました。
その金額は19,175円でした。
私がキャッシングしたのは150ユーロなので計算してみると・・・1ユーロ=127.83円。
計算してみて自分でも驚きました。
キャッシングをした日から返済日までの期間は5日間です。
旅行から帰ってきて繰り上げ返済をすれば、カード決済するよりかなり安い結果となりました。
海外でキャッシングするときの注意点
多額の現金を持ち歩くのはリスクが高い
キャッシングは一回ATMで現金を引き出すごとにATM手数料を取られます。
なので一回にまとめてキャッシングするのがお得です。
しかし、海外で大金を持ち歩くのはやはり危険です。
できれば少しずつお金を引き出すか、必要最低限の現金だけを持つようにしてあとは多少手数料が高くてもカード決済したほうが安全です。
繰り上げ返済するときにも注意が必要
クレジットカードによってはATMで支払うことができるそうですが、私が使っている楽天プレミアムカードは銀行振込みしか受け付けていません。
振り込む口座は楽天銀行となります。
ですので、もし他行から振り込む場合、振込手数料がかかるかもしれないのでご注意ください。
楽天銀行の口座をお持ちの場合はもちろん振込手数料はかかりません。
もしお持ちでない場合は事前に口座を作っておけば安心ですよ。
まとめ
いかがでしたか?今までも海外でキャッシングをしたことはあったのですが実際にカード決済との比較をしたことがありませんでした。
いざ計算をしてみるとこんなにも手数料が変わってくるものなんだと実感しました。
皆さんもキャッシングとカード決済を上手に使い分けながら海外旅行を楽しんでくださいね。