こんにちは、着物と旅行大好き冬みかんです。
先日ドイツのフランクフルトとミュンヘンに家族で旅行してきました。
その時に思ったのは、ドイツはリサイクル容器の規制がとても厳しい国だということ。
スーパーでペットボトルの水や缶ビール、瓶ビールを買うとPfand(プファンド)というデポジットが取られます。いわゆる保証金制度です。
ドイツに行くまでそんなことはまったく知りませんでした。
そのまま旅行中も知らずにいたらデポジットを取られていることにも気づかず、日本のように飲み終わった容器をゴミ箱に捨てているところでした。
ドイツに旅行する予定のある方はペットボトルを決して捨てないでください。
デポジットの額がけっこう高いので返却して返金してもらわないともったいないです。
今回はドイツのリサイクル容器にかかるデポジットの額と飲み終わった容器の返却方法について記事にしました。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
では、どうぞ。
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スーパーでデポジットされるリサイクル容器について
リサイクル容器のデポジットの金額
調べたところ、ドイツではリサイクル容器に対するデポジットがこのように決まっているそうです。
・缶飲料:25セント
・瓶ビール:8セント
実際に私がフランクフルトのスーパーでペットボトルの水(500×6本)と缶ビールを買った時のレシートがこちらです。

確かに水の値段1.74ユーロに対し、Pfand1.5ユーロが徴収されています。(※印の部分)
これって水の値段とほとんど同じ金額がデポジットされているということですよね。
そう思うとデポジットが高いなって感じます。
しかし、このことを知らなかったら多分デポジットを取られていることに気づかなかったと思います。
お水以外にも缶ビールを買いましたが、こちらも1缶につき25セントデポジットされていますね。
事前に情報を知っていて良かったです。
リサイクル対象の容器を確認するには?
ペットボトルや瓶だからといってすべてがデポジットの対象ではないようです。
あたり前ですがデポジットを取られた容器しか返金してもらうことができません。
レシートを確認してどの飲み物が対象か確認すれば一番確実ですが、正直ドイツ語で書かれていて慣れていない日本人には分かりづらいです。
レシート以外に確認する方法は、容器にこのリサイクルマークが入っているかどうかです。

このマークが入っているとデポジットを取られているため回収も可能です。
例外として瓶ビールにはこのマークが入っていませんがデポジットを取られるので回収可能です。
そして私が調べた情報ですと、ジュース類のペットボトルやワインなどの瓶は対象外とのことです。
確かに今回オレンジジュースを買いましたが、

デポジットは取られていませんでした。
デポジットの返金方法
飲み終わった空容器をスーパーに返却する
容器を返却すればデポジットは返してもらえます。
まとまった本数になると数ユーロという金額になるので、はやり捨ててしまうのはもったいないです。
私は今回ドイツのフランクフルトとミュンヘンに滞在しましたがどちらの都市も「REWE」(レーヴェ)というスーパーを利用しました。
こちらのスーパーはドイツで大手のスーパーで都心でもたくさんのお店を構えているため、今回の旅行で一番見かけてお世話になったスーパーです。
ちなみに購入したお店でなくても返却は可能です。
今回フランクフルトからミュンヘンまで高速鉄道で移動しましたが、フランクフルト中央駅でビールを買い、移動の車内で飲み空き缶をミュンヘンのスーパーで返却しました。
それでは容器の回収方法について説明します。
最初に訪れたフランクフルトのお店では入口すぐの場所に回収機がありましたのですぐに分かりました。

上の丸い部分にリサイクル対象のペットボトルや缶、瓶などを寝かせた状態で入れます。
そうすると中で容器がクルクル回ってバーコードを読み取ってくれます。
読み取りが完了した容器はそのまま回収され、うまく読み取れなかったり対象でない容器は手前に戻ってきます。
リサイクル容器なのに戻ってきてしまったものは、いったん取り出しもう一度チャレンジしましょう。
ちなみにケース単位で回収する場合は下のボックス部分にケースごと容器を入れることができるそうです。
私たち一般の観光客はケースで飲料を買うことはまずないと思うので上の部分に一本ずつ容器を投入すればOKです。
すべての容器の回収が終わったらそのまま時間をおくか、回収機にあるボタンを押すとレシートが出てきます。

これをレジに持っていけば返金してもらえます。
店舗によってはお店の奥のほうに回収機があったりします。
ミュンヘンではホテル近くのREWEを利用していたのですが、このスーパーでは回収機がお店の奥のほうにありました。
大きなスーパーで場所が分からない場合は店員さんに空容器を見せれば場所を教えてくれますよ。
他の買い物と一緒に出すとデポジットの分を値引いてくれる
回収が終わったレシートですが、もし買い物するものがある場合は商品と一緒にレシートをベルトコンベアーに載せれば、店員さんがデポジットの分を値引いてくれます。
もちろんほかの買い物客と一緒にレジに並びデポジット分を返金してもらっても大丈夫です。
ただしドイツのスーパーのレジは結構混んでます。
数セントのためにレジに並ぶのは時間がもったいないため、買い物ついでに返金してもらうのが効率的だと思います。
ドイツのスーパーにはばらまき土産に最適なチョコやスープ類が売っているので、私はお土産を買いがてらデポジットの分を値引いてもらいました。
【注意】回収機がうまく読み取らない場合は
これも実際に体験したことなのですが、同じペットボトルを回収機に入れても何度入れても戻ってくることがありました。
10回くらいチャレンジしてようやく回収できましたが、リサイクル回収機によっては読み取りをうまくしてくれないものがあるようです。
そしてどのスーパーの回収機でも思ったことですが、結構な頻度で容器を回収に来る人がいます。
もし後ろに人が並んでいるときに回収がうまくいかない場合はいったん回収できた分だけレシートを出し、先に次の人を通してあげましょう。
そしてまた回収にチャレンジします。そのほうが焦らなくて済むため私はそうしました。
そしてこれはミュンヘンで体験したことなのですが、ミュンヘンはビールが有名な都市ということもあり、フランクフルトとは違いスーパーでも瓶ビールがたくさん売られていました。
ビール好きな私としては缶ビールよりも瓶ビールのほうが飲んだ時に美味しく感じるため瓶ビールを購入していました。
ちなみに瓶ビールのデポジットは8セントとペットボトルや缶に比べて安いです。
これはリサイクル率が低いものほどデポジットを高く設定し、回収させる狙いがあるそうです。なんとも合理的です。
話がそれましたが、同じように回収機で瓶を入れたのですが、一つの種類だけ何度入れてもバーコードを読み取らず戻ってきてしまいました。
最初はこの瓶だけリサイクル対象外なのか?と思いましたが、確認のため回収機横にあるボタンを押し、店員さんを呼んでみました。
すると店員さんも回収機に瓶を入れ、戻ってくるのを確認すると・・・

店員さんが手書きの紙をくれました。
これをレジに出したらちゃんとこの分の金額(8セント)が引かれていました。
というわけで、回収機の精度もあまりよくないようなので、皆さんもあきらめないできちんとデポジットを返金してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?最初はデポジットを返金してもらうのは難しそうだなと思っていましたが、やってみると案外簡単でした。
なにより、自分もリサイクルに貢献した気にちょっとなれるのがうれしかったです。
この制度、日本でも普及すればいいのになぁとちょっと思ってしまいました。
そして、これからドイツに旅行される方はこのデポジット制度を忘れずにペットボトルの水やビールをスーパーで買ったらちゃんと容器を返却してお金を返してもらいましょうね。