【2019年6月開催】有松絞りまつりの日程と見どころは?【B反の浴衣もお買い得】

こんにちは。着物と旅行大好き冬みかんです。

さて、前回竺仙の浴衣について記事を書きましたが、

竺仙の反物

【通販で購入可】浴衣を購入するなら竺仙を断然おススメする理由【夏着物としても】

竺仙の浴衣以外に私が好きな浴衣、それは有松絞りです。

若い頃は正直言って絞りの良さが理解できませんでしたが、年を重ねていくにつれ魅力が分かるようになってきました。

そして有松絞りを生産している有松が私が住んでいる愛知県名古屋市にあると知り、余計に興味が湧きました。

毎年6月に有松絞りまつりが開催されているのですが、ここ数年間は毎年浴衣を着て参加しています。

日本全国からこのお祭りに来る人も多く、毎年多くの人で有松がにぎわいます。

今回は、そんな有松絞りまつりについて記事を書きました。

有松絞りの歴史と絞りの種類について最初に説明していますので、まつりの情報だけ知りたい方は目次から飛ばしてください。

皆さんが気になっている有松絞りの浴衣についても触れていますので、是非最後まで読み進めてくださいね。

それでは、どうぞ。

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有松絞りの歴史

江戸時代の初め、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない慶長13年(1608年)に絞り開祖竹田庄九郎らによって誕生したそうです。

有松絞りの歴史は尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護し、竹田庄九郎を御用商人に取り立てたことから始まりました。

旅人が故郷のお土産にと手ぬぐいや浴衣などを買い求め、これが街道一の名産品となりその繁栄ぶりは北斎や広重の浮世絵にも描かれています。

絞りの種類について

有松絞りには様々な種類の絞り模様がありますが、ここでは代表的なものを紹介したいと思います。

鹿の子絞り

絞りというと、この鹿の子絞りをイメージする方が多いのではないでしょうか。

振袖を着るときの帯揚げは鹿の子絞りのものが多いですよね。

模様が鹿の子供の斑点に似ていることからこの名前がついたそうです。

有松では専用の針が付いた鹿の子台と呼ばれる台を用いて絞られるそうです。

三浦絞り

三浦玄忠という医者の奥さんがその技法を有松に伝えたことからこの名前が付いたそうです。

常に糸を引き締めながら一粒一粒を一度ずつ巻いて絞っていきます。

三浦絞りの中には下絵がない「平三浦絞り、石垣三浦絞り、やたら三浦絞り」、下書きがある「疋田三浦絞り」があるそうです。

やたら三浦絞りって名称、面白くないですか?笑

杢目絞り

一定の間隔で絵付けされた線に従って平縫いをし固く締めることによって、不規則なシワが杢目のようになって現れます。

手蜘蛛絞り

かぎ針に生地をひっかけて指先で傘の竹骨のようにシワをとりそのシワを寄せて根元から細かく糸を巻き上げて絞るとこのようなクモの巣の模様になります。

有松絞りまつり2019

日程

有松絞りまつりは毎年6月の第一土曜日と日曜日に開催されます。

第35回 有松絞りまつり
日時:2019年6月1日(土)、2日(日)
場所:名古屋市緑区有松東海道一円
時間:9:00~17:00
最寄り駅:名鉄 有松駅
料金:無料

通常浴衣は7月から着るものとされていますが、ここ名古屋ではこの有松絞りまつりの時期に浴衣が解禁されます。

そして、浴衣でまつりに来る人もたくさんいます。

もちろん有松絞りの浴衣でなくても大丈夫です笑

まつりの見どころ その1

有松絞りまつりですが見どころはなんといっても有松絞りの商品がずらっと並ぶところです。

B反と呼ばれる少々難ありの浴衣の反物が激安で売られているお店もあります。

難あり品と言ってもその部分は見えないように仕立ててもらうこともできますので、気になる反物を見つけたらお店の方に相談してみましょう。

まつりの見どころ その2

有松絞りまつりでは絞りの実演がおこなわれています。私が見た時はやたら三浦絞りの実演を御年90歳のおばあちゃんがされていました。

まつりの見どころ その3

これは私個人のおすすめポイントなのですが、有松絞りの発祥となった竹田庄九郎創業のお店、竹田嘉兵衛商店へぜひ足を運んでください。

まつり当日はお店の中を通りお庭を抜けるのですが、そのお庭のすごいこと!!

そして並べられた反物の種類が浴衣だけではなく、正絹の絞りの反物も豊富に出されています。

こちらは総絞りの振袖です。いったいいくらするのでしょうか?

このようにとんでもなくお高い反物も見ることができますので、目の保養に是非竹田嘉兵衛商店へ行くことをおススメします。

もちろん通常の絞りの浴衣も売られていますよ。

有松絞りまつりでは海外製の絞り製品も売られています【注意】

有松で有松絞りが売っている・・・それだけで国内で生産された商品が売られていると勘違いしがちです。

ところが残念なことに海外で作られた浴衣の反物や小物なども売られているのが事実です。

というのは、ここ有松でも絞りの職人の数がぐっと減っています。

その中で人件費が安い海外で絞りをおこなうことが増えているのも事実なのです。

以前名古屋の某デパートに行った時、すごく安い有松絞りの反物が売られていました。

そこにいたデパートの定員さんに「これって海外絞りの製品ですか?」と聞いたところ、

「海外で絞りを行うなんて聞いたことありません」って言われて驚きました。

いやいや、海外絞りの商品はたくさんありますよ。値段を見れば分かります。

デパートの店員さんでも知識がない場合があるので鵜呑みにしないようにしましょう。


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こちらのお店はくくり(絞りの工程)がカンボジアでおこなわれていると記載されています。

このようにきちんと情報が記載されているお店は安心できますが、有松で反物を見ても海外で作られているものか全て国内で生産がおこなわれているものなのかが見ただけでは分かりにくいものがあります。

特によく見かける鹿の子絞りの浴衣で安いものは海外製の可能性が高いです。

そういうことにこだわりがない方は気にすることはありませんが、せっかく有松に行ったんだから有松で作られたものが欲しい!!という方は値段だけで飛びつかないように注意してくださいね。

有松へのアクセス

有松へは公共交通機関で行くのが便利です。

名古屋鉄道(名鉄)が名古屋駅と豊橋駅から出ていますので、準急列車に乗ると有松駅に止まります。

駅から降りれば歩いてすぐの場所ですし、まつり当日は駅で案内をする方もいるので安心してお越しください。

まとめ

いかがでしたか?

毎年開催される有松絞りまつりは一年で一番有松がにぎわいます。

私は今年も有松絞りまつりに行く予定です。

これを読んだあなたも今年は有松絞りまつりにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。