【公開】私が着付け教室に支払った金額と取得した資格

着付けをされる女性

こんにちは。着物と旅行大好き冬みかんです。

これから着付け教室に通おうと思っている人の中で気になっているのが、

「ぶっちゃけ着付け教室っていくらかかるの?通うとどんな資格が取れるの?」

ということではないですか?

私は4年半着付け教室に継続して通っていました。

そして最終的に講師・・・ではなく助講師の資格を取ることができました。

なぜ講師の資格を取れなかったかというと・・・

いや、正確に言うと取れたんですけどね。

結論を最初に言うと、ずばり「お金がかかる割にまったく使えない資格」だからです。

4年以上着付け教室に通い続けてようやく気が付きました。

そして4年半で着付け教室に払った金額は・・・40万円以上でした。

今回は具体的に支払った金額と取得できる資格についてお話ししたいと思います。

全国にはたくさん着付け教室がありますが、いわゆる大手の着付け教室は多少の金額の違いはあれど同じような流れで料金が発生するはずです。

では、どうぞ。

スポンサードサーチ

着付け教室のカリキュラムと各料金について

最初の入り口は体験コース

以前こちらの記事でも紹介しましたが、

着物を着た女性

名古屋の着付け教室に4年間通い続けた私が着付け教室で学んだこと

2018年11月10日

最初は体験コースからでした。

私が通っていたのは名古屋市内の着付け教室。

全国にある大手の着付け教室ではないものの、会社として運営されているため講師の先生も多数在籍していています。

体験コースですが、最初は月曜日から土曜日まで10クラス以上の教室が開設されます。

料金は全8回で8000円。

これは着物を教室でレンタルするときの料金で、自分で着物を持ち込む場合はさらに2000円引きの6000円で通うことができます。

1回2時間のレッスンなのでかなり安いですよね。

私は荷物が多くなるのが嫌だったのでレンタルしました。

自分で持っていくものは足袋と着物用の下着だけです。

最初は着物を着る前の補正についてと着物の部位の名称の説明、今後の教室の進め方の説明があります。

いわゆるオリエンテーションみたいなものですね。

これで2時間が終わります。

2回目から実際に補正をつけて長じゅばんから着物を着るところまでを、

3回目以降は着物を着て教材枕を使った名古屋帯結びや半幅帯(浴衣を着るときにする帯)を結んでいき、最後は袋帯(礼装でしめる帯)を結びます。

約2ヶ月におよぶ8回のレッスンはあっという間でした。

そして、6回目のレッスンくらいから次のコースへの勧誘が始まります。

「みなさんもかなり慣れてきたと思うけど、まだまだ着物を上手に着られないでしょ。
このコースはあくまでも体験コースだからきちんと着られるようになるには次のコースに進みましょうね~」

という感じで誘導されます。

私は最初から体験コースが終わったら次に進むつもりでいたので特に何も思わなかったのですが、中には体験の8回のコースだけで辞めようと思っている人もいるようでした。

そういう人は勧誘が進むにつれ・・・

最後のレッスンには来なくなってしまいました。

教室も体験コースだけで辞められると運営が厳しいからなのか、なかなか次のコースに行こうとしない人には勧誘がしつこいなぁと感じていました。

来なくなった人はそれが嫌だったんだと思います。

私が通っていたのは土曜日のコースだったので平日に比べると人気で人数も多かったのですが、(約30人)次の準師範科コースに進むころには・・・

半分くらいの人数になっていました。

準師範科コース~師範科コース

準師範科コース

準師範。

「師範」と聞くと先生のイメージがありませんか?

私はそう思っていました。

なので準師範ということはもう先生の一歩手前のコースなのか?と。

実際にはまだまだそんなに甘くもなく・・・

今思えば当たり前ですよね。

まだ体験コースが終わったばかりなのですから。

準師範科コースは全22回のコースで24,000円でした。

一回2時間のレッスンにつき1,000円ちょっと。

週1回のレッスンが約6カ月続きます。

着物は毎回自分で着ますが、帯は名古屋帯と袋帯の両方の帯結びがあり、自分で結ぶ自装と人に結ぶ他装が半々くらいでした。

私は元々自分で着物を着たくて着付け教室に入ったので、ちょっと物足りない感じでした。

でも客観的に帯を結ぶところが見られて今思えば良かったのかなとも思います。

そして、ここで予想していないことがありました。

準師範科コースの最後に「テスト」があるというのです。

テスト?なんの??が正直な感想でした。

説明では「準師範科のおさらいの確認みたいなもの」とのこと。

内容は筆記テストと実技テストとして着物と袋帯を自装するというものでした。

実技テストでは顧問の先生が審査をします。

クラスの生徒が一斉に受けるため多少の緊張はあるもののそこまで張り詰めた感じではありませんでした。

すべてのテストが終わると先生同士がごにょごにょと話し始め・・・

「はい、おめでとうございます!全員合格です!!」と。

ん?全員合格??

なんとこれは次の師範コースに進むために受けなければいけないテストだったということを後から知るのです。

師範科コース

師範科コースに進むと着物を着ることにも慣れてきます。

なのでメインは帯結びという感じでした。

特に袋帯を使った振袖で結ぶような飾り結びが多かったです。

そして他装メインになってきます。

正直自分で結ぶことのできない帯結びなので、ここら辺から自分で着物を着たいという教室に通い始めた趣旨からズレ始めてきました。

とはいえ、いろんな帯結びを覚えるのが楽しくなってきたのも事実です。

クラスのみんなともお茶会と称して着物でお出かけしたりして仲間意識もでき始め、教室に行くこと自体が楽しくなっていました。

そして、このコースでも最後にテストがあります。

この時の実技テストは着物と名古屋帯の自装でした。

流れは先の準師範科コースと同じです。

相変わらずテストが終わると全員合格でした笑

専科コース

これが最終コースです。

最後はなんと・・・花嫁衣裳(白無垢、色打掛)を着せる、というものでした。

もはや最初の趣旨とは全く関係ないものになってきています笑

ただもうここまでくると意地というか、せっかくここまで来たのだから最後までやり遂げなくちゃという変な意識が芽生えてくるのです。

たぶんほかの生徒さんたちも同じことを思っていたと思います。

私、何やってるんだろうって笑

さすがに専科コースに進む人はかなり少なかったです。

実際、私のクラスは私を含め3人しか専科コースに進みませんでした。

体験コースの時の1/10まで減りましたね。

そして値段はというと・・・

全24回のコースで68000円。

いきなり値段が跳ね上がりました。

ちなみにこの着付け教室のホームページには花嫁衣裳の着付けを行うことは一切書かれていません。

現在はホームページに「花嫁衣裳の着付け」との記載があるようです。

「着付けを仕事にするための最終レッスン」とだけ書かれています。

正直、これで仕事ができる??といった内容でした。

そしてもちろんこのコースでも最後にテストがあり一人ずつ花嫁衣裳を着せました。

これに合格すると助講師の資格を取ることができます。

・・・もちろん全員合格でした。

当たり前ですが今はもう花嫁衣裳を着せることなんかできません。

きれいさっぱり忘れました笑

進級時に取られる認定料が想定外だった

さて、問題はここです。

各コースのレッスン代はそこまで高くないのですが、準師範科コースから師範科コース、高等師範科コース、きもの専科コースに進むにつれ、「認定料」というものを徴収されました。

コースの最後にテストを受けるのはこの認定料を教室側が取るためだったからなのです。

この認定料についてはホームページにも記載されておらず、これが教室に払った金額を跳ね上げさせました。

具体的に払ったお金は、

師範科コースの前に30000円、

高等師範科コースの前に50000円、

専科の前に60000円、

さらに最後の助講師認定料として・・・10万円が徴収されました。

ちょっと信じられない額です。

やはり専科に行く前にやめておけばよかったと少し後悔しました。

結局この認定料を含めると私が4年間の間に教室に払った金額は40万円を超えていました。

OG会という卒業生コース

じゃあ講師になるには?ということなのですが、きもの専科を終えると一応教室は卒業という形になります。

で、OG会として1カ月に1回、振袖の飾り結びの講習があるのです。(もちろん有料)

ここで何年か修行?して講師の先生から「講師認定のテスト受けない?」と声がかかります。

実は私もやめる前に認定試験の声がかかりました。

が、受けるのはやめました。

だって、助講師の資格すらまったく使えないのに講師の資格を取ったところで本当に講師になれるのはほんの一握り。

また高い認定料を徴収したいがためのテストだと感じたからです。

講師認定料が一体いくらだったのかは今となっては分かりませんが、たぶん助講師の時の2倍は取られていたのではないでしょうか。

取得できる資格は?

先に述べましたが、最終的に私が取れた資格は助講師の資格です。

ただ公的な資格ではないため、この着付け教室だけで通用する資格といっても過言ではありません。

実際レッスンを受けるときには講師の先生のほかに助講師の先生が何人かついてくれていました。

そしてその助講師の先生方は全員が講師認定の資格を持っていました。

そういうことなんです。

繰り返しになりますが、結局講師の資格を取っても実際に講師になれるのはほんの一握りということです。

ほとんどの方が助講師という形でレッスンの補助を行っていました。

しかもお給料は微々たるものだそうで・・・

これも勉強代、ということなのでしょうか??

最終的に着付けができるようになったのか

これも大事な話なのですが・・・一応今でも自分で着つけはできます。

さすがに4年以上も通っていると手が覚えているんですよね。

久しぶりに着るときでも割と早く着物を着ることができます。

ただ、急に人に頼まれたら・・・ちょっと躊躇するかもしれませんね。

あと、振袖の着付けを頼まれたら・・・多分断ります笑

まとめ

いかがでしたか?

あまり着付け教室にかかるお金について書かれている記事が少ないため、今回は私が実際に着付け教室に支払った金額を公開してみました。

これ以外にも教室で開催される販売会で着物や帯を買ってしまい、出費はこれ以上です。

もちろん着物が好きで始めた習い事ですし、今となっては後悔はしていません。

ただ、やっぱり思うことは

タダより高いものはないということです。

皆さんもこのような現状を把握したうえで自分に合った着付け教室を探してくださいね。