こんにちは、着物と旅行大好き冬みかんです。
先日家族でドイツに旅行してきました。
最初に訪れたのがフランクフルトだったのですが、到着するまでドイツ=ビールのイメージしかありませんでした。
しかし、調べてみるとフランクフルトではアップルワインというリンゴのお酒がよく飲まれているというのです。
最初はアップルワイン?何それ?
って感じだったのですが、せっかくフランクフルトに来たのだし名物のお酒を飲まないと面白くない!と思いさっそくアップルワインが飲めて料理が美味しそうな(ここ大事です!)お店を検索し行くことになりました。
先に名前を言いますがダウトシュナイザーというお店に行きました。
値段もお手頃で料理も美味しく、なによりお店の雰囲気がとても良かったので、この記事を読んでいるあなたにおススメしたいと思います。
またこれも重要なのですが、ドイツでは日曜日に営業しているお店がとても少ないです。
私たちがフランクフルトに行ったのは週末だったのですが、丸一日自由な時間が取れたのは日曜日だけでした。
その時はまさかスーパーまでどこも休みだとは思わず、空いているお店を探すのに苦労しました。
今回紹介するダウトシュナイザーは日曜日も営業しています。
しかもお昼からお店が開いています。
フランクフルトに旅行する予定がある方で、同じように週末に日程を組んでいる方にも参考になると思います。
それでは、どうぞ。
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アップルワインとは
アップルワイン、ドイツ語ではアプフェルヴァイン(Apfelwein)と発音するそうです。
日本ではアップルワインとかリンゴ酒と呼ばれています。
フランクフルトを含むドイツのヘッセン州はアップワインの産地として有名だそうで、フランクフルトでもよく飲まれているお酒です。
日本でワインと聞くとアルコール度数が12~14度くらいを想像すると思いますが、アップルワインのアルコール度数は5.5~7度程度。
ビールと同じか少し高いくらいです。
なので地元ではグラスでぐびぐびと飲むお酒なのです。
フランクフルトでアップルワインが飲めるお店
ザクセンハウゼン地区に行くのがおすすめ
実際にアップルワインが飲めるお店はどこにあるのでしょうか。
フランクフルト中央駅にもレストランはあるようですが、是非フランクフルトのザクセンハウゼン地区に足をのばしてみてください。
マイン川の南側に位置するこの地区は近代的なフランクフルトの街並みとは違う、古い時代の面影を残す地域となっています。
行き方はフランクフルト中央駅からだと、Sバーン(鉄道)を使ってLokalbahnhof(ロカルバーンホーフ)駅で降りると分かりやすいです。
駅を降りて歩いて行くとザクセンハウゼンの街並みが見えてきました。
ステキな街並みです。
日曜日のお昼なのでお店もほとんど閉まっていましたが、平日の夜は大勢の人でにぎわっていることと思います。
実際に行ったお店【ダウト・シュナイザー】
私が行ったお店はダウト・シュナイザー(Dauth Schneider)というお店です。
先ほども言いましたが私がフランクフルトに旅行したときは日曜日の昼しか時間が空いていませんでした。
その中でこのお店は日曜日も営業していて昼から営業しているので本当に助かりました。
まずお店の入口の前が駐車場になっているので注意してください。
私が行ったときは車が停まっていて余計に分かりづらかったです。
お店の看板を確認して中に進むと入り口があります。
中に入るとお店のママさんらしき陽気な女性が声をかけてくれて席に促されました。
ママさんがどこから来たの?と聞いてきたので日本ですと答えると日本語で書かれたメニューも持ってきてくれました。
ただしあまり正確な訳ではなかったため日本語メニューは参考程度に見たほうがいいと思います。
一番のお目当てはもちろんアップルワインです。
しかしいろいろと書かれていてよく分かりません。
するとママさんが色々説明しながら試飲グラスを持ってきてくれました。
どうやらストレート(そのまま)、炭酸水割り、炭酸ジュース割りのどれかで飲むのが主流みたいです。
せっかくなので全て飲ませてもらいました。
リンゴと聞いてシードルのような甘いお酒のイメージを持っていましたが甘みはなったくありませんでした。
薄いワインといった感じです。(これはお店によって味が違うみたいです)
確かにアルコール度数がワインよりも低いのでごくごく飲めてしまいます。
暑い日は炭酸割りでガブガブ飲んでも良さげです。
結局どれも飲みやすかったのですが最終的にはストレートで注文しました。
アップルワインはベンベルという陶器製のピッチャーで提供されます。
そしてグラスもゲリプテスというダイヤ模様が入った口が広がった形のグラスが出てきます。
どのお店でも多少の違いはあれど同じようなスタイルだそうです。
なんだかおもしろいですよね。
せっかくなのでソーセージとお肉の盛り合わせプレートも頼みました。
家族3人で行ったのですが一皿をシェアしてちょうどいいボリュームです。
最近は一人旅が多かったのですが、一人だと注文できる料理の数も限られてしまうので今回は家族と来て大正解でした。
ドイツの飲食店はチップを渡すのが常識
私もドイツに行くまで知らなかったのですが、この国ではチップの習慣があります。
カフェなどでは特に必要ありませんが、レストランなどはチップを渡す習慣があるようです。
実際、このお店で会計をすると約28ユーロでした。
現金で30ユーロをママさんに渡しお釣りを待っていると・・・・・
・・・・・
いつまでたってもママさんは戻ってきません笑
どうやらチップとして持っていかれたようです。
お店のサービスは良かったし全然いいんですけど、チップのことを知らないと「え?」って思ってしまうので皆さんも頭に入れておいたほうがいいと思います。
ちなみにこの後ミュンヘンのビアホールにも行きましたが、カード決済の際店員さんに「チップは?」と言われたのでチップを含めた合計額を言いその金額で決済されました。
日本ではチップになじみがないため戸惑うかもしれませんが、こちらではこれが普通のようです。
【番外編】アップルワイン電車で市内観光ができる
週末と祝日限定になりますが、アップルワインを飲みながら市内の観光地をまわる電車があります。
1時間ほどで市内をぐるっと回り、料金は8ユーロ。
この中にアップルワインの料金が含まれているので、市内観光もできてとてもお得ですよね。
私も時間があればこの電車に乗りたかったのですが、ちょうどフランクフルトではイベントが行われてたため、アップルワイン電車のホームページ(英語)を確認したところ、電車の本数が減らされて時間が合わなかったためあきらめました。
ダウトシュナイザーでアップルワインを飲んで帰り道にほろ酔い気分で駅に向かっていると、ちょうどアップルワイン電車を見かけました。
アップルワイン電車に興味がある方はこちらのサイトに詳しく載っています。
参考にどうぞ。
まとめ
いかがでしたか。
アップルワインは今回初体験でしたが、その作られている土地で飲むのが一番美味しくいただけると思います。
またお店の雰囲気もとても良かったので楽しい時間を過ごすことができました。
これも良い思い出です。
皆さんもフランクフルトを訪れる際にはぜひアップルワインを飲んでみてくださいね。
定休日:無し